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ハリケーンカトリーナによって壊滅的な被害を受け、今なお瓦礫の下敷きになっていると見られる遺体を捜索するため、他州から派遣された捜索隊と捜索犬が、宿泊場所がないために、予定より早くニューオリンズを撤退することになったことを、隊員たちが明らかにした。
メーン州の捜索隊員、Wayde Carter氏とRoger Guay氏によると、ルイジアナ州と連邦緊急事態管理局(FEMA)の連携がうまく取れていないため、9日以降の宿泊場所がなく、上司からメーン州に戻るよう指示があった。当初の予定では2人は今月21日までニューオリンズに滞在するはずであったという。 2人はメーン州のMaine Department of Inland Fisheries and Wildlifeから派遣され、今月初めにルイジアナ州に到着した。捜索開始5日めにはLikeview地区の瓦礫の中より遺体を発見したことは、3月7日の記事でもお知らせしたとおりである。 連れてきた捜索犬が怪我をした場合、獣医の診療を受けられるはずだった約束も、守られなかったと2人はCNNに話している。また、ホテルで会ったFEMAの担当者は、2人を"経済援助が必要な長期避難民"とみなす申請書類を持ってきたとも語った。 ジョージア州の捜索隊も、ニューオリンズを撤退する予定であるが、ミズーリ州からの捜索隊は、他の支援部隊と連携しており、宿泊施設の問題もなく、長期にわたってニューオリンズで活動を続ける予定であるという。 ニューオリンズ市議会のOliver Thomas議長は、こう語る。「信じられない!大人数でもなければ、大量の犬が来るわけでもない。費用も大してかかるわけではない。遺体が発見されなければ、遺族はこの災害から決して気持ちを整理することができないのだから。」 (晶) (写真は、捜索犬のBuddy) 情報元:CNN.com =ニューオリンズに元気を!捜索チームに宿を!人気ランキングに一票を=
by helpneworleans
| 2006-03-15 19:54
| Neworleans情報
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